マテックスは MATERIAL TECH CARE SERVICE の略称で「品質の確かな商品を誠意を持って流通のお手伝いをさせていただく」という思いが込められています

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― トッピクス ―

2023年1月5日

 新型コロナウィルス感染拡大が始まって3年が経ちました。感染拡大は8派に入りましたが、3年ぶりに行動制限をなくし、経済活動を平時に近づける対応がとられるようになりました。

 ここに来て、ワクチン接種で自然免疫が抑制されるという指摘が一部で出ています。大事なことは、十分な睡眠をとって疲れを残さないこと、適度な運動と十分な栄養をとることで、自然免疫を落とさないことが一番のコロナ対策であると考えます。天気の良い日は家に閉じ籠もらず、人混みの少ない郊外をウォーキングすることも大切なことです。

 脱炭素(カーボンニュートラル)に向けた社会的な取り組みが進む中、再生資源業界の役割は、これから益々重要になっていきます。カーボンニュートラルに対する世界的な気運の高まりから、各メーカーでは、スクラップの使用比率を多くする取り組みを進めており、我々リサイクル業界にとっては新たな需要が期待されています。

 コロナ禍になってから、スクラップの発生量が極端に少なくなっています。この状況は部品供給のサプライチェーンの寸断が解消されていない現状では、まだ暫く続くと思われます。 当社では、非鉄金属を中心にリサイクル原料の全般を扱うことをモットーとして来ましたが、今後も個々のスクラップの価値を最大限に見出す努力を重ね、大切な資源のリサイクルに貢献して参ります。

 今年は中国系ヤード業者の進出が、なお一層拡大してくるでしょう。国内でのシュレッダー処理・ナゲット加工・溶解作業を施してから、再生原料として中国に輸出するケースが増え、また中国工場の日本への移転も起こることが予想されます。

 商品の活かし方・工夫した加工方法・広範囲の流通など、中国人から学ぶ点も多くあります。一方では国内での無法状態とみられるケースも散見されます。これについては日本の法律に基づいた作業環境の整備に努めてもらいたいものです。行政当局には適切な監視指導を行うように要望します。

 ロシアとウクライナの紛争は、残念ながら終息の目処が立っていない状況です。世界はかつてないほど混迷の度を深めています。これらは金属資源や食料流通が途切れるなどの障害をおこして、非鉄相場にも影響を及ぼしています。一刻も早く停戦交渉が開始され、平和な世界に向けて歩んでもらいたいものです。

 幸いなことに、日本の政治・経済・金融などは、少しずつ正常な状態に戻そうという気運が感じられます。今年の干支は兎です。今までの努力が実を結び、勢い良く成長し飛躍する年と考えられています。今年も全社員が、考えながら仕事をして、工夫と努力を重ねて、利益をキチンと出せる会社を目指して頑張りましょう!

会社をスタートしたのが癸(みずのと)の年、干支が4回りして、サァーこれから41年目の始まりです。

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